誰でも一度ぐらいは、クラシック音楽を聴きに行ったり、美術館に絵画を観にいったことがあると思うのだけど、その良さってちゃんと理解するのは難しいよね。。

今回は、世の中にはそんな人が多いと実感できる、ちょっと面白い実験の記事を紹介します。

ある冬の寒い朝、ワシントンDCの地下鉄の駅構内で、一人の男がバイオリンをひき始めました。

しかしそこはラッシュアワーのさなかで、男の前を多くの人がわき目もくれずに、足早に通り過ぎていきます。
ときおり、立ち止まって彼の演奏を聴いたりする人もいましたが、すぐに腕時計を見て、現実に戻り人の波に消えていきます。

その日、男はバッハの曲を45分演奏して、$32を稼ぎました。

そしてその男はこの2日前に、ジョシュア・ベルのボストンでのコンサートを開催しており、そのチケットは平均で$100だったにも関わらずすべて売り切れていました。

実は、そのバイオリニストは世界の最も優れた音楽家の一人であるジョシュア・ベルだったのです。

 

音楽でも絵画でもグルメな食べ物でも、その本当の価値を知って感じられるのはとても難しいことです。
最近、ご飯を食べに行くとき、おいしいものを食べようと思うと、無意識のうちに値段や口コミで探してしまう。けれど、そこが本当においしいかどうかを自分で見極められないまま食べているだけだとお金を無駄にしちゃっているような気がして、もっとお金の使い方を考えようと思っています。笑

http://moritagen.blogspot.jp/2009/01/blog-post_16.html