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先日、twitterでこんなつぶやきを見つけました。

“全国清涼飲料工業会制定のガイドラインによるとビタミンC20mgをレモン1個分に換算してよいということになっている
実際のレモンには約80mgのビタミンCがあるのでレモン1個分にはレモン4個分のビタミンCが含まれていることになる”

??????となりました。。

ちょっと言っている意味がよくわからなかったので、これについて調べてみました。

まず普通であれば、「レモン1個にレモン4個分のビタミンC」という文章自体で完全に理解を超えてしまいますよね

自分でも、そんなわけないだろうと思いつつ、見ていくと確かにこの文章は間違えていないし、ウソを言っているわけでもないことがわかりました。

 

そもそも、この清涼飲料工業会のWebサイトによると、

レモン1個分のビタミンCは20mg」と設定されています。

 

そしてその根拠が書かれているのですが、それをひとつひとつ見ていきます。

  • レモン1個は約120g

ということです。うん、大体そのぐらいですね。ここは何の問題もなく納得。
そして、次は

  • レモン1個の中に含まれている果汁は約30% →つまり約36g

ここまでもすんなり受け入れられました。
レモン1個の中には含まれている果汁は36g。
そして、

  • 果汁100gのうち、ビタミンCは50mg →つまり果汁の0.05%がビタミンC

ということなんです。これも問題ないですね。
だからレモン1個あたりのビタミンCは

120g x 30% x 0.05% = 約18mg ということでキリをよくして、

レモン1個分のビタミンCは約20mg」としたそうです。

???????

なに、この違和感は。笑
もう勘のいい人ならピンときたかもしれませんが、 ここでトリッキーなのは、「果汁にたいして約0.05%がビタミンC」というところ。
つまり、正確にいうと「レモン1個の中の果汁に含まれているビタミンCは約20mg」という意味です。

逆に本当の意味でのレモンには、果汁のほか、皮や果肉もありそれらを含めると1個でおよそ100mgのビタミンCが入っているそうです。

つまり、それと比較してみるとたしかにレモン1個には4個〜5個分(100mg)のビタミンCが入っていると言えるということですね。

なんだかとっても騙された気分。というか果汁以外にこんなにビタミンCが含まれていたことにビックリですね。

アンケート調査でもそうですが、最終的に出された数字だけを鵜呑みしてしまうと、その前提条件や背景が見えなくなってしまい、実際とは違った印象を受けてしまうことが多々あります。

今回も少し調べただけでその実態が把握でき、個人的にはとても勉強にありました。

ソース元
つぶやき
https://twitter.com/sarapon/status/619023206268010496

全国清涼飲料工業会のガイドライン
http://www.j-sda.or.jp/images_j/pdf/lemon.pdf

レモンのビタミンC含有量について
http://cgi.members.interq.or.jp/sapphire/satoshi/cgi-bin/nutrition/database.cgi?sline=846