世の中のほぼすべての人はおいしいものが好きだよね?
自分の周りにも自称グルメの人もたくさんいるし、みんなおいしいお店とかほんとよく知ってる。

でも、ちょっと今回はそんな人に怒られちゃうかもしれないけど、あえて挑戦的なタイトルをつけてみました。笑

数年前から、暗闇レストランっていうのがちらほら出始めたのだけど知ってる?
もともとはスイスが発祥の地らしいのだけど、最初は、視覚障害の人が自分の家に友達を招いて、食事会をしていたときに、少しでも同じ感覚を味わってもらおうと暗闇で食事を提供したんだって。
それがきっかけで好評だったからレストランを始めたみたい。

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/070314_blindekuh/index.html

でも、なんでこんなにみんながこのレストランに興味を持ったかっていうと、みんな目が見えない状態で食べると思っていた以上になにを食べたのか、どんな味だったのかわからないんだって。
だって、赤ワインか白ワインかもわからなかったり、ひどい人だと肉なのか魚なのかすらも間違っちゃうらしいよ。

それでね、目隠しをしたわけじゃないけど、ワインのプロ、ソムリエに対してもある実験をしてみたんだって。それは、ワインに無味無臭の色素みたいのをほんのちょっとだけ入れてみて、その味を表現してもらったんだって。結果はサイトで見てみて。笑

http://wired.jp/2013/03/29/how-to-taste/

他にも、ポテトチップスの袋を摩り替えても、中身の味が違うことに気づかなかったりもしてるみたい。ww

自分自身も、例えば、10種類ぐらいのいろんな種類の水を出されても、その味の違いをちゃんと見分けることなんてぜんぜんできないと思う。

そう思うと、やっぱり味覚って5感の中で一番あいまいで、視覚や聴覚、嗅覚がないとほとんど機能しないのかもね。実際、風邪引いて鼻がまったく機能しなくなるととたんにご飯のおいしさがわかんなくなるし。

みんな、食べることが好きだけど、ほんとは味よりもおいしいものを食べてるって満足感だったり、なかなか手に入らない食材を食べてるって優越感だったりするんじゃないかな!?

あとは、やっぱり、みんなで笑顔になれるとか、和めるようなその場の雰囲気とかが好きなんだよね!!

ちなみに、マグロとかの魚はとれたてよりも2~3日経ったほうがおいしいらしいよ。
完全に新鮮=おいしいって刷り込まれちゃってたから、びっくりした。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDJ26019_W3A320C1000000/