あれからもう2年。
気が付くとあっという間に経ってしまったような気がするけど、その間に730回も太陽が昇ったり沈んだりしてるんだね。

今日は3月11日なので、普段考えていることをちょっと整理して書いてみることにしました。

2年と1日前。2011年3月10日。
その日のことはほとんどなにも覚えていない。本当に普通に過ごした1日でした。たぶん、多くの人にとってもその日はそれまでと変わらない、その時は穏やかな日常だったのだと思う。誰も次の日に人生を変えるような出来事が起こるなんて夢にもおもってなかっただろうね。

それって今になって過去として振り返るからわかるわけで、これから未来にもどこかのタイミングで起こるであろうおっきな出来事については、今もあんまり実感が持ててないし、心のどこかで無意識のうちにずっと今と同じような日常が繰り返されると思ってる。でも、2年前は本当にたまたま東北で起こっただけで、次はどこかもわからないし、いつなにが起こるかもわからない。

この前、ロシアに隕石がいくつも落ちてきたけどあれだって、青天の霹靂だったはずだよね。でもさ、例えば宝くじを買う人はそれが例え1000万分の1の確率であっても「自分が当たるかも」って思うから買うわけでしょ。実際、そうやって当たっている人もいるわけだし。そう思うと、人生が変わるような大事件が明日、自分に起こってもおかしくないよね。

そう考えると復興のお手伝いをするのはもちろん大事だけど、もう一方で決して他人事に考えず、その教訓をしっかりと活かして、未来につなげることも同じぐらい大事なことだよね!