前回からの続き。

誰でも、今までにいくらがんばっても、いくら努力してもうまくいかない時や、
どうしても求めている結果にたどり着かないときってあるよね。

そーゆーとき、学校や親からは、がんばってもう少し続けなさいとか、
コツコツとやりなさいってよく言われて育ってきたでしょ。

それが正解のときもたくさんあるし、その精神を育てるのもとっても大事なんだけど、
どっかで、誰かがもっとその目的を達成するための違うステップもちゃんと教えてあげるべきだと思う。

例えば、高い木に実ったみかんを取ろうとするとき、
背が届かないからって、砂をかき集めて踏み台を作ろうとしている子がいたら、
なんて言ってあげるべきなんだろう。

そりゃ、たしかにがんばれば、ものすごい量の砂を積み上げれば、
そこに上ってみかんを取れるようになるけど、それをコツコツとがんばれって言うかな?

それだったら、隣にある大きな石やレンガなんかを積んだほうがいいよって、
教えてあげるほうが正しいステップなんじゃないかな。

特に日本の教育がそうなのかもしれないけど、
がんばること、努力すること自体、素晴らしいことだから、
その方向性よりもその行為を褒めて続けさせるってことが大事に思えてきちゃう。

子供のときはそれでいいと思うけど、大人になったら、
もっと自分で気づいて、最善の手段を探してそれを努力するべきだよね。

だから本当は、がむしゃらにがんばったり努力したりするのではなく、
先にちゃんと考えて、やるべき手段を選んだ後にそれを努力して続けるのが正解なんじゃないかな。

そこらへんが、努力してうまくいく人といかない人の差だと思う。
そんなことを秋の夜長に考えてたらいつの間にかもう冬かもね!寒い。。。笑